船堀地区


東京23地区の東端、都営新宿線船堀駅前にある、江戸川区区民センター地下に
船堀シネパルという2館からなる映画館が99年3月にオープンしました。
ここは、シネコンのノウハウを凝縮したような好設備の映画館です。
筆者イチオシです。
東京23区内最高の映画館
であると断言できます。

東京都には、東の船堀シネパル、西の立川シネマシティがある!
東京も、環境のよい所になってきました。


船堀シネパル

2館体制の映画館。シネコンと同様の運用形式で、
時間指定の完全入替制、チケットは当日朝から全回分が発売されます。
(前売り券、招待券も受付が必要です)
入場は開映時間の10分前。
ロビーは2館共通ですが、広めにゆったりととってあり、
関連作品のポスター等も展示してあったり、、、
なかなか、良い空間なので、10分間しか利用できないのはちょっと寂しいところ。
椅子はコトブキ社製。スピーカーはJBL。




船堀シネパル1

149席
定員入替制

DOLBY DOLBY SR SRD SDDS

やや、縦長の映画館ですが、他のシネコンと同キャパの館と比べると
スクリーンが小さめに感じますが、客席の段差が大きくとってあり、とても見易いです。
映写もクリアです。椅子もカップホルダ付きの大きなもの。
特筆すべきは音響で、残響音がほとんどカットされてストレートに入ってくる音は、
歯切れが非常に良いです。フロント、リアのバランスも非常に良く、移動感がはっきりとします。
大音量から、小音量まで、鳴らし別けは非常に巧く、通常館ではカットされてしまいそうな、
微少な音、同録時のノイズまで、明確にならします。


船堀シネパル2

127席
定員入替制

DOLBY DOLBY SR SRD

こちらは入ってびっくりするのが、入り口のある右側壁が前半分、“く”の字に外に飛び出す
いびつな構造です。座席配置、スクリーン配置は1と似てはいるのですが、
こちらの方がキャパが少ない分、ゆったりした感じがします。
また、先の“く”の字部分があるので、スクリーンが全体的に左よりなような感じです。
普通だったら、音の方はあきらめるのですが、とんでもない!
劇場構造からは想像のつかない、素晴らしい音です。
1に比べると強めな印象は受けるのですが、1同様、鳴らし別けは非常に巧いです。
但し、ここの場合、若干前よりに座った方が良いか?という感じです。
ここは東宝邦画系がメインですので、悪名高く言われていた日本映画の音の考え方が、
一変すると思います。


[より良い席を確保するために]
  チケットは日時指定ですので、早めに確保するにこしたことはありません。
ただし、「ドラえもん」ポケモン等の人気アニメを除けば、売りきれることはあまりないと思います。
入場は上映時間の10分前開場ですが、場内整理が早く終われば、早く開場しますので、l
開場時間に入場するなら、20分前ぐらいには劇場に着いておきたい。
長い列ができることは経験上ありません。雰囲気的にはのんびりしてます。

[上映時間、スケジュール]
 ぴあ等の情報誌、劇場発行のチラシ、東宝のホームページ等に掲載されています。

[割引]
  JCBカード、ペルソナカード提示で割り引きになります。
また、夜の回(19時以降の回)は 1200円の割引料金になることがあります。