立川地区

立川にあるのは立川シネマシティのみ。
ところが、この１館が都内一、もしかしたら、日本一のとんでもなく豪華な映画館なのだ。

なお、ニュー八王子シネマはシネマシティと同一会社の経営。

立川シネマシティ

立川セントラル、立川中央、立川松竹の３館を
立川駅前再開発の一環として再開発。
City1 〜 City6 の６館を有するシネコン形式の映画館として
94年オープン。

ここは、シネコンといっても、ワーナーマイカルのようなアメリカ式映画館を日本向けに移植したものと異なり、今までの日本の映画館が発展させた、今までの映画館に慣れている我々にも非常に親しみやすい映画館。

館内は光の反射を防ぐためか、黒が基調。上映中は非常灯等含めすべての明かりが消され、画面はクリア。

座席は比較的緩やかなスロープながら、スクリーン位置、座席の配置がよいため、スクリーンは見やすい。

音響はTHX認定の City2 を筆頭に抜群によい。
また、各館で音色がいろいろ変えてあるところが、
他のシネコンにない面白さ。
原音忠実、微少音、巨大音まで、鮮明に鳴らし分けるCity2 、
ダイナミックさでは City2を凌駕する こだわりが感じられるCity1。
元気印、センターの響きの強いCity4
バランス良く、音の伸びも良い City5 などなど。
デジタルだけでなくアナログやモノラル再生もクリア。

ＣＭは一切なし。予告編は本編上映時間にあわせ０〜最大10分程度。
各回入れ替え制。また、上映時間は集客状況から毎週更新されるため、
上映時間を知るには電話、ＦＡＸ、ホームページ等を利用するとよい。

立川シネマシティ・スケジュール(ワードイン提供)


シネマシティクラブという会員組織あり。年会費３０００円（受け付けは平日のみ）で、
招待券１枚とカレンダー引き換え券(年末に松竹等が発行するスターカレンダーがもらえる)が発行される。
入場料金は当日料金が会員料金（2000年６月現在では　1200円)に割引となる。
毎月１回、スケジュール表が送られてくるほか、
年に数回、シネマシティで開催される試写状や、上映作品の招待券が送られてくる。



City 1　〜　City 6

City 2 は都内の商用劇場では初の、ＴＨＸ認定を受けている劇場。
　　　(都内では他にワーナーマイカルシネマズ板橋　Screen8 がTHX認定劇場)

City 1 は DCS という音場コントロール方式を採用。

座席数
City 1 : 226
City 2 : 279
City 3 : 98
City 4 : 170
City 5 : 77
City 6 : 192


第２回シネマシティ劇場ツアーレポート